こんにちは!ぱっとホームです! 今回のコラムでは、前回のコラムに引き続いて、塗装に使用する「塗料の種類」についてご紹介します。塗料はそれぞれその性質によって耐久性が異なっており、塗装の持ちを大きく左右します。塗料の違いを正しく理解して、塗装リフォームを行う予備知識を付けておきませんか?

色々あるけれど、どの塗料を選べばいいの? 【➀アクリル塗料】

 ・耐久性△ ・価格◎ 「アクリル塗料」は、最も価格の安い塗料です。耐久年数は5年~8年と言われている為、長い目で見ると塗替えが頻繁に必要になり、割高になってしまいます。劣化が早く、メンテナンスが都度必要になる事から、現在では塗装にはほとんど使用されていません。

色々あるけれど、どの塗料を選べばいいの? 【➁ウレタン塗料】

 ・耐久性△ ・価格◎ ウレタン塗料も、アクリル塗料と同様、近年ではあまり外壁や屋根には使用されなくなりました。耐久年数は8年~10年ですが、塗膜の伸びが良いので、雨樋塗装などの付帯部への塗装に使われることも多いです。

色々あるけれど、どの塗料を選べばいいの? 【➂シリコン塗料】

 ・耐久性〇 ・価格◎ シリコン塗料は、耐久性の良さと安価な価格帯から最も普及率のある塗料です。耐久年数は10年~12年程です。シリコンを含有している事で耐久性・防水性が高く、美観を永く保つ事が出来ます。艶やカラーも豊富なので、ツートーンで色を楽しむ際にも重宝する塗料です。

色々あるけれど、どの塗料を選べばいいの? 【➃ラジカル塗料】

 ・耐久性◎ ・価格△ 「ラジカル塗料」とは、劣化の要因となる物質を制御する成分の含まれた塗料を指し、「ハイブリット塗料」などと呼ばれることもあります。耐久年数は12年~15年程ですが、約2~3年前に発売された新しい塗料という事もあり、実際の耐久性については実証は取れていません。しかし、シリコン・フッ素の様に耐久性に優れているので、近年注目されている塗料です。

色々あるけれど、どの塗料を選べばいいの? 【➄フッ素塗料】

 ・耐久性◎ ・価格△ 「フッ素塗料」とは。塗料に「フッ素樹脂」という成分の含まれた耐久性に優れた塗料です。「汚れが付きにくい」、「汚れが落ちやすい」、「紫外線や酸性雨に強い」などの特徴があります。耐久年数は15年と長いので、塗装が頻繁に出来ない大型建築物や、橋などに使われることが多いです。価格は高めですが、持ちは抜群なので予算に余裕のある方には大変オススメです。

色々あるけれど、どの塗料を選べばいいの? 【➅光触媒塗料】

 ・耐久性◎ ・価格△ 「光触媒塗料」とは、セルフクリーニング効果のある塗料です。塗料に含まれる成分が汚れを分解し、雨で洗い流す事により美観が長持ちする仕組みです。耐久年数は15年~20年程と、汚れを落としやすく付きにくくする機能により大変長持ちします。こちらも一般的な塗料と比べると割高です。

どのようにお家を使いたいのか、じっくり考えてみて下さい!

内装リフォームは決して安い買い物ではありません。 ”やってよかった!”と思える、満足のゆく内装リフォームが出来るよう、是非とも参考にして頂けたらと思います。